高速船乗り放題パスを使って、お得に八重山諸島を旅しよう(・∀・)

どうも、ポニョです。
それぞれ個性のある八重山諸島をお得にめぐる事ができる、高速船乗り放題パスについてまとめてみました。

八重山諸島をお得に巡れる・高速船乗り放題パス。

 

安栄観光・八重山観光フェリー・石垣ドリーム観光の3会社がそれぞれ出しているお得な乗り放題券、高速船乗り放題パス。
通用期間や値段・乗れる航路がそれぞれ微妙に違うので、お目当ての島がある場合にはよく内容を確認してから買う必要が出てきます。

フェリー会社3社の違い。

安栄観光。

 

南の果ての島・波照間行きの航路を持つのは、フェリー会社3社中でここ安永観光だけ。
そのため、波照間島に行けるチケットが欲しい場合はこちらから買う必要性があります。

船の特徴は赤と青のツートンカラー。
安栄観光 | 石垣島・八重山諸島の定期船運航&観光ツアー

 

乗り放題券は3・4・5日間から選べます。
(3日間5800円・4日間6800円・5日間7800円)
それぞれ4200円追加すれば、人気の波照間島付きパスにもできますよ(・∀・)
アイランドホッピングパス | 安栄観光

 

八重山観光フェリー。

 

赤と水色とオレンジの3色カラーが目印の船会社。
安栄観光と共同運航便という形で船を出しているので、一般のチケット・乗り放題パス問わずどちらの会社の船にも乗船可能です。

※波照間島行きには乗れません※
八重山観光フェリー|石垣島・八重山離島への定期船運航&観光ツアー開催

 

乗り放題券は3・4日間のみ。
値段は安栄観光と同じ3日間5800円・4日間6800円です。
かりゆし周遊券|八重山観光フェリー

石垣ドリーム観光。

 

オレンジ色がまぶしい船会社。
船賃と水牛車やレンタサイクルをセットにしたお得なプランを色々取り揃えています。
独自のダイヤで動いているので、安永観光・八重山観光フェリーに比べると乗れる船は少なめ。

お安い分、移動には計画性が必要となってきます。
石垣島ドリーム観光 | 八重山のフェリー定期運航・離島観光ツアー – 八重山のフェリー定期運航,石垣島観光,竹富島,西表島,小浜島の離島ツアー,島めぐりをご案内します。

 

乗り放題券は2・3・4日間から選べます。
便数少ない分かなーり値段もお安め。
(2日間3500円・3日間4000円・4日間4500円)
八重山乗り放題乗船フリーパス ドリームパス – 石垣島ドリーム観光 | 八重山のフェリー定期運航・離島観光ツアー

乗り放題パスの使い方とルール。

 

まずは石垣島離島ターミナルにある乗りたい会社のカウンターへ行き、乗り放題パスを購入します。
使いたい日時を選び、安栄観光の場合は波照間島付きかナシかを選択。

ここで問題となってくるのは、航路が欠航になっても払い戻しは致しませんというルールです。

 

波照間島・鳩間島・西表島上原港行きの船は風強かったり海がシケると欠航する場合があります。
つまり2・3日目に波照間便へ乗ろうとしたけれど、全便欠航で島行けなかったという時も『波照間島付きとナシの差額・4200円』を請求できないんです。

波照間島行く場合は、乗り放題券を買う初日に乗るつもりでプラン立てた方が無難だと思いますよ。

 

また、石垣ドリーム観光の乗り放題はお安い分便数少なめ。
ダイヤの関係上鳩間島日帰りができなかったりするので気を付けて下さいね。

 

安栄観光&八重山観光フェリーの時刻表(2016年冬季版)

 

石垣ドリーム観光の時刻表(2016年冬季版)

 

ドリームのが明らかに便数少ないですね。

 

朝の安栄観光カウンター。
波照間島行きの船が出る時間は混むので注意しましょう。

 

乗り放題パスを買っても、船に乗る前には乗船券との引き換え作業が必要です。
カウンターでパスを出して乗船券を渡される仕組みなので、乗りたい船が来る10分前には港に着いているようにしましょうね。

 

ちなみに港の売店では酔い止めは売ってないので、市街地の薬局で手に入れておく必要があります。
個人的にはアネロンがおすすめ。
小舟で移動する事の多いダイバー御用達の、よく効く薬です。

【指定第2類医薬品】アネロン「ニスキャップ」 9カプセル

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乗り放題パスで得する人、損する人。

 

まず前提ですが、これは石垣島を起点に日帰りで島巡りする方向けのチケットであって、離島に泊まる人用ではないですね。

小浜-竹富便といった例外はありますが、基本的に1回石垣島へ戻らないと別の離島へ渡ることはできません。
始発の船乗って、早足で観光して、昼ごろの便で石垣島戻って……とがんばっても、行けるのはせいぜい2島です。

 

3日間の乗り放題券が5800円。
鳩間島・西表島上原港行き往復は3910円。
西表島大原港行き往復が2980円。
小浜島と黒島は2000円ちょっと。

3日島に往復すれば元が取れますが、1日でも島に泊まってしまうとノルマ(というのも変ですが)をこなすのが難しくなってしまいます。

 

船会社以外でも往復運賃込みで割安なオプショナルツアー出している業者もありますし、離島泊まりの場合は普通に往復運賃で乗ったりツアー使った方がお得になりますよ。

島ごとの違い。

竹富島。

 

石垣島から10分で着く楽園。
赤瓦の屋根と白砂を敷いた道路が美しい、食べ物屋から小洒落たショップまで揃っている人気の観光地です。

『日本の美しいビーチ』常連のコンドイビーチは、淡いクリームソーダ色の海と柔らかな砂浜、あちこちに転がる猫ちゃんがフォトジェニックな素敵なビーチ。
船も多く出ているので、旅行最終日寄るにはちょうどいい場所ですよ。

 

徒歩:〇(港-集落-コンドイ間のバスあり。)
レンタサイクル:◎(港から送迎あり。)

 

竹富島の写真たち。
もっと詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。
絶景の八重山諸島を回ってきたので、ざっくり紹介してみる〜竹富島編〜 – ポニョの酩酊生活。

波照間島。

 

日本最南端の碑がある南の果ての島。
南十字星が見れる島としても有名ですね。
『日本の美しいビーチ』常連のニシ浜の深い青は、ずっと見ていても見飽きないもの。
運が良ければお昼ごはんを食べるカメさんが見れるかも?

ちなみに、火曜休みの店が多いです。
空いてる店に観光客が殺到するので、お昼早めに取るかお弁当用意して行く事をおすすめします。

 

レンタサイクル:〇(坂あるけどなんとかなるレベル)
レンタバイク:◎(便利!)
徒歩:×(意外と広い島なので無理です)

 

波照間島の写真たち。
もっと詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。
絶景の楽園!波照間島へ行く際の注意点をまとめてみた。 – ポニョの酩酊生活。
一度は行くべき!波照間島の絶景ビーチと幸せの味がするかき氷。 – ポニョの酩酊生活。

小浜島。

 

朝ドラ『ちゅらさん』のロケ地にもなった素朴さと、高級リゾートホテルを擁する二面性のある島。

晴れた日は八重山諸島全てを眺められる展望台や、日本の道100選にも選ばれたシュガーロードなど見どころいろいろ。
蓮の池で水牛が昼寝するリゾートホテル・はいむるぶしでまったりランチするのもおすすめです。

 

レンタバイク:◎(小回りきいていい!)
レンタカー:〇(ちょっと割高だけど快適)
レンタサイクル:×(坂道多すぎ!ムリ!)

 

小浜島の写真たち。
もっと詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。
絶景の八重山諸島を回ってきたので、ざっくり紹介してみる〜小浜島編〜 – ポニョの酩酊生活。

西表島。

 

面積の90%をジャングルで占められたワイルドな島。
滝つぼまでのカヤック&トレッキングツアーなど、大自然を満喫するオプショナルツアーが盛んな観光地です。

水牛に乗って渡れる島・由布島や星砂を見つけられる浜辺など、まったり美しい景色を楽しみたい人にも人気の場所です。
面積広い分、移動に車は必須。
送迎ありのツアー頼んでいない方はレンタカー借りて動きましょう。

 

レンタカー:◎(数に限りあるので、予約してから島へ渡りましょう)
その他:×(ムリ。やめとけ。)

 

西表島の写真たち。
もっと詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。
絶景の八重山諸島を回ってきたので、ざっくりと紹介してみる〜西表島と由布島〜 – ポニョの酩酊生活。

黒島。

 

『人口よりも牛の数の方が多い』こじんまりとした島。
サンゴとお魚いっぱいの中本海岸など、シュノーケルにぴったりなビーチもそろっています。

水平線を突き抜けるような長い長い桟橋や、日本の道百選にも選ばれたヤシの木がずらりと並ぶ道路など、写真映えする場所もいろいろ。

 

子ガメから大人までカメさんが勢ぞろいする黒島研究所や、ヤシガニが食べられる(!)パーラーあーちゃんなどディープなスポットを回るのも楽しいですよ。

 

レンタサイクル:◎(平坦で動きやすいです。)
徒歩:△(歩けなくはないけど日陰ないし疲れる。)

 

黒島の写真たち。
詳細は……明日あたりブログ書こうと思いますm(_ _)m

鳩間島。

 

人口66人の観光客化されてない素朴な島。
恐ろしいほどの透明度を誇る海を眺め、波の音をBGMにぼーっと過ごす。
『なんにもない』をしに行く島ですね。

売店は1軒だけです。
冬季はお休みしていたりするので、最低限のお昼ごはんは用意して行きましょう。
自分は持っていくの忘れたので、郵便局で売ってる雪見だいふくとジュースで生きのびました。

 

徒歩:◎(普通に歩いて回れます)

 

鳩間島の写真たち。
もっと詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。
お魚多すぎ!美しすぎる鳩間島のビーチで癒される。 – ポニョの酩酊生活。

 

それぞれ島のごとに空気が違いますし、できたら5日間のパス買ってぐるりと回ってお気に入りの島を探してみてください。

では、今日はこのあたりで。