どうも、ポニョです。
味噌クサいコンクリートジャングルで、精神をすり減らしながら毎日を送っている私。
心を休めようと、ガンガラーの谷の洞窟トレッキングツアーに参加してきました。
ツアー客以外立ち入り禁止。ガンガラーの谷への行き方と予約方法。
ツアー客以外立ち入り禁止。ガンガラーの谷への行き方と予約方法。
沖縄南部、南城市にあるガンガラーの谷。
深い深い谷底に石を落とした時に鳴る『ガラーン・ゴローン』という響きから名を取られた、自然豊かなパワースポットです。
鍾乳洞が崩壊してできた谷間は、旧石器時代の石器や化石が発掘されるロマンあふれる場所。
約1万8000年前に生きていた古代人・港川人の骨や世界最古の釣り針も見つかったりもしている場所なんです。
貴重な発掘現場や豊かな自然を守るため、ツアー客以外は立ち入り禁止。
インターネットか電話で、1日4回行われるガイドツアーを予約した方だけが入れる神秘の空間となっています。
ツアーは10時・12時・2時・4時の4回。
1キロほどの距離を1時間20分かけて歩いて行きます。
料金は大人1人2200円、学生1700円、保護者同伴の中学生以下は無料。
空きがあれば当日予約も可能ですが、少人数制なので冬の空いている時期でないと難しいでしょう。
ちなみに、ドタキャンや当日ツアーの時間変えるのにはキャンセル料が発生します。
ご注意ください。
ツアーの予約ページ。
予約 | ガンガラーの谷
ガンガラーへの行き方。
行き方は、おおざっぱに分けて4つ。
路線バスかレンタカーかタクシー、そして観光バスです。
路線バス。
ゆいレール旭橋駅から300mほど離れた、上泉停留所から54番か83番のバスに乗って50分弱。
玉泉洞前のバス停で下車します。
時刻表見てもらえば分かりますが、バスの本数は少なく、2時間に1本あるかないか。
その辺考慮してツアーの予約をする必要がありますね。
公式HPに載っているバスの時刻表。
少ないですねえ(´・ω・`)
アクセス | ガンガラーの谷
レンタカー。
那覇市街からガンガラーの谷までは、40分ほどで到着します。
バスの本数が少ない南部地域。
ビーチ横のお洒落カフェや天ぷら屋さんが立ち並ぶ奥武島などを気ままに寄り道したい時は、やっぱりレンタカー借りるのが1番ですね。
ただ朝方と夕方は渋滞激しいので、時間には余裕もって行動しましょう。
日帰りバスツアー。
個人的にイイと思ったのが、沖縄南部の名跡を回る日帰り観光バスツアーでの移動ですね。
朝方からお昼にかけて、ホテルの並ぶ県庁前からセーファウタキ→ガンガラー横にあるおきなわワールド→ひめゆりの塔→空港→県庁前と回る、半日のバスツアー。
それぞれの場所で自由時間がありますが、もっとゆっくりしたい時は途中下車もOK。
時刻表とにらめっこして、2時間に1本とかしかない路線バスを乗り継がなくても有名スポットを回れる便利な乗り物ですよ。
※ガンガラーの谷ツアーに行く場合は『自由時間』では足りないので、ひめゆりの塔には行かず途中下車する形になります。帰りは路線バスかタクシーで帰りましょう。※
バスツアー(ラド観光)のHP。
前日の18:00まで予約可能で、料金は1500円。
クレジットカード決済のWeb割だと1300円になります(・∀・)
タクシー。
寝過ごしたしバスじゃ間に合わない(´・ω・`)という時はタクシーを使うしかありません。
前日行った居酒屋で飲みすぎて、超二日酔い。
観光バスの時間に間に合わなかったのでタクシーで行ったですが、県庁前から3000円かかりました。
バスだと片道580円。
自分は1人で乗りましたが……4人で行くのでしたら、タクシーで移動するのもアリではないでしょうか。
ガンガラーの谷ツアー・当日の流れ。
ツアー開始時刻15分前に、洞窟を利用した『ケイブカフェ』で受付とツアー料金の支払いをすませます。
ここは数十万年前に作られた鍾乳洞。
昼なお暗い、ひんやりとした神秘の空間です。
トレッキングツアーがはじまるまでは、サンゴコーヒーやハイビスカスソーダなど、南国ぽい飲み物でも飲んでまったり過ごしましょう。
解散場所はケイブカフェと違うので、『古代人の胸毛(という名の乾燥モズク)』『顔バレ防止☆古代人の顔面うちわ』など欲しいものがある方はツアー前に買っておいた方が無難ですね。
また、コース内にトイレがないので、お手洗いも先に済ませておきましょう。
ケイブカフェ。
ツアー予約しなくても、カフェのみなら利用可能。
営業時間は10:00〜18:00(17:30ラストオーダー)です。
本日のルートについてガイドさんから説明を受けたら、探検のはじまり。
鍾乳洞を抜け、うっそうとしたジャングルに足を踏み入れます。
ちなみに一部階段はありますが、ツアーで通る場所はすべてコンクリートで舗装されています。
『森の中のトレッキングツアー』というと山用の装備用意しないとマズいように思えますが、ハイヒールなどの極端に歩きにくい格好でなければ、普段着でOKですよ。
※雨の日はカッパでの移動となります。
沖縄のコンクリートは石灰岩使っていて滑りやすいので、天気が怪しい時はしっかりした靴で向かいましょう。※
まず目を引くのは、巨大な竹の群れ。
ジャイアントバンブーという種類の、東南アジア原産の竹の一種です。
リアル・かぐや姫ごっこができそうな、赤ちゃんが入るサイズの茎。
雲を突きさすような高い高い幹。
土を押しのけて育つ、カラーコーン大のタケノコ。
いきなりすごいモノあるな、と驚くしかありません。
ジャイアントバンブー。
タケノコ。
探検は続いていきます。
女性の願いを叶えてくれるパワースポットに手を合わせたり。
男性自身の形に成長した鍾乳石を眺めたり。
怪しく光る虫の群れにぞくりとしたり。
めまぐるしく起こる自然の驚異に、ただ無言でシャッターを切るだけです。
男性のシンボルの形に育った鍾乳石がまつられている洞窟『イキガ洞』。
ランプ片手にイキガ洞の中へと入っていきます。
※ISO25600に設定しても手ブレしてたので、洞窟内の写真はありません。ご了承ください。※
ユタもお参りに来るパワースポット『イナグ洞』。
封鎖されているので入れませんが、中にはプリンとした美乳の鍾乳石があるそうです。
カメムシの一種。
きれいなんだけどひとつにあつまりすぎー!
そして、ガンガラーの谷1番の絶景がこちら。
樹齢数百年を誇る巨大なガジュマル『大主ガジュマル』です。
岩と同化したように生えるガジュマルが、道の真ん中にどっしりと鎮座しています。
空を覆うように枝を伸ばし、細い根を地上に垂らす巨大な木。
濃い緑の葉は日の光を浴びて、エメラルドのように輝いていました。
大主ガジュマル。
裏から見た大主ガジュマル。
地上に根を生やす大主ガジュマル。
ガジュマルの下を通り抜け、顔の濃い古代人『港川人』の発掘現場を見たらツアー終了。
薄暗くしっとりした湿度の穴蔵で過ごしていた彼らに想いを馳せ、1時間20分の旅は幕を閉じるのでした。
港川人・発掘現場の洞窟。
港川人の埋葬先。
ジャングル探検から古代ロマンにまで浸れるガンガラーの谷ツアー。
予約必要だしアクセス微妙だしちょっと行きづらい場所ですが、予定立てて行くだけの価値ある所ですよ(・∀・)
ガンガラーの谷のHP。
ガンガラーの谷
では、今日はこのあたりで。