冬の味覚と言えば牡蠣。
最近の流行でしょうか? 名古屋でも殻付き牡蠣を食べられる店が増えたのですが、やはり本場とは味が違う。
新鮮な牡蠣を思いっきり食べたかったので鳥羽まで行ってきました。
パールロードは牡蠣の道。
伊勢道の終点から伊勢・二見ラインを抜け、ひたすら道なりに走る事30分。
パールロード沿いに目当ての牡蠣小屋はありました。
この辺りは牡蠣の養殖が盛んな地域。
形やサイズが悪く市場に流せないからか、好きなだけ焼き牡蠣を食べさせてくれるお店が立ち並んでいます。
林立する『牡蠣食べ放題』の看板。
パールロードじゃなくて『カキロード』じゃね?と思わずつぶやいてしまいます。
値段は2000~2500円位。
カキフライ付き、とか蒸し牡蠣も食べられるとか、お店によって微妙に内容も異なっているのですが、私達の行きつけば山安水産です。
山安水産のメリット
- パールロード沿いなので車が止めやすい。
- 他店よりお得な値段設定。
- 予約なしでも入れる。
※土日・混雑時は完全予約制です※
2000円で牡蠣食べ放題。
ドリンクの持ち込みも自由なので、牡蠣をつまみに昼から堂々と飲んだくれられます。
↓お腹壊すのイヤだし、消毒しながら食べないとね(`・ω・´)
さすがに2月の牡蠣。
ノロウイルス大発生中なので、殻ごと軽く焼く→汁が出てきたら一旦ナイフで身を開け、もう一回しっかり焼くスタイルが推奨されています。
一人が牡蠣を焼き、もう一人が殻を剥く共同作業。
焼いて、食べて、また焼いて。その繰り返しです。
それにしても、牡蠣の殻を器にして飲むボウモアのおいしいこと。
潮の風味と焦げたカルシウム質、木の焼ける香りが移って、絶妙の一言。
牡蠣とウイスキーのマリアージュ。
まさに至福の一時でした。
持って行くといいもの
楽しい食べ放題。
屋外でのバーベキュー方式のため、準備しておいた方がいい物が多々あります。
- 調味料
牡蠣小屋は調味料の持ち込み自由。
普通に食べているだけだと飽きてくるので、レモン・タバスコ・マヨネーズあたりを持って行くと味のバリエーションがついていいです。
ちなみに牡蠣自体に塩気があるので、醤油はオススメしません。しょっぱくなっちゃうので。
- 汚れてもいいコート
カキ汁がブシャーときたり殻の破片が飛んできたりと牡蠣小屋は危険がいっぱい。
デートだし、買ったばっかのモンクレールでも着てきちゃお☆なんて人は発狂する事請け合いです。
臭いもなかなか取れないので、お気に入りのコートを着るのは避けた方がいいでしょう。
- ゴーグル、もしくはそれに準じたもの。
生木を燃やして牡蠣を焼くため、凄まじい煙が出ます。
白煙を思いっきり浴びながらの食事となるので目への負担がすごい。
美味しいものを食べて幸せなはずなのに、何故か涙が。。。
防ぐ方法はただ一つ。
ゴーグルやダイビング用マスクで瞳を守るしかありません。
……はっきり言って周囲から浮きます。
怪訝な顔で見る人や『その手があったか!』という表情を浮かべる人、反応は様々ですが、注目を浴びるのは間違いありません。
そこまでしたくないという方は大きめのサングラスをどうぞ。
何もない状態よりは楽になりますよ。
食後にやるべきこと
2・3時間も煙に晒されていると、至るところから燻製臭が漂ってきます。
服はともかく、身体だけでもさっぱりさせたい人にオススメな日帰り温泉を紹介しておきます。
- エクシブ鳥羽
パールロード沿いの会員制リゾートホテル。
会員権がなくても立ち寄り湯は利用できます。
※土日や混雑時、春/夏/冬休みetcは不可※
2000円とお高めですが、ヌルヌルの自家源泉が素敵なお風呂。自分達の定番。
- ひまわりの湯
志摩スペイン村の隣の温泉。
休憩所も広いので、食べ疲れた身体を癒すにはいいんじゃないかな。
……本当は近くのリゾートホテル・合歓の郷がオススメなんですが、3月末で日帰り温泉を中止するみたいなのでこちらを紹介しておきます(´・ω・`)
まとめのようなもの。
牡蠣食べ放題へ行くにあたって、一番大切な事を書き忘れていました。
それは『お互いに協力する』という事。
牡蠣を焼いて、殻開けて、またしっかり焼いてとやっている彼氏(?)を手伝おうともせず座っている女子。
『服が汚れちゃう』とか彼女なりの言い分はあるのでしょうが、あんまり見てて気分いいものじゃないですね。
そして『心広いドライバー』の存在。
駅からも遠く車なしにはいけない場所。
自分も飲みたいだろうに、私が『ボウモアヒャッハーヾ((( ..ºัั ∇ºั..)))ノ』とつぶやいてても許してくれるのには感謝しないと。
色々下準備は必要ですが、楽しい食べ放題です。
名古屋/大阪からはそう遠くないですし、ドライブがてら行ってみてはいかがでしょうか?
では、今日はこのあたりで。