11月の京都は混雑の連続。
新幹線もバスも観光地もすべて人混みでいっぱいで、『ゆったり紅葉狩りを楽しむ』のは難しいです。
そこで今日は、『京都なのに空いている素敵な紅葉スポット・仙洞御所』の行き方と入場方法についてしるしていきますね。
予約なしでも入れる!逆さ紅葉が美しい仙洞御所。
今回向かった仙洞御所があるのは、京都御所の中。
17世紀の初め、後水尾天皇が退位した際に造営されたものです。
御殿は焼けた後再建されなかったため、現在は見事な庭園とお茶室が残されています。
荷物チェックさえ済ませれば誰でもその場で入れる京都御所とは違って、基本的には予約をしないと入れない場所。
ハガキや宮内庁のHPから観覧予約をするのが一般的なんですが、実は当日枠も用意されているんです。
仙洞御所への行き方と入場方法。
当日枠で入場する場合、午前11時に配られる整理券を手に入れる必要があります。
整理券が配られるのは御所の北門。
地下鉄丸太町駅からだと15分ほどかかるので、あんまり歩きたくない方はバスで向かうのがおすすめです。
府立病院前のバス停から5分ほどで到着しますよ。
観覧できるのは午後1時30分・2時30分・3時30分の3回、定員はそれぞれ35名です。
早く並んだ人から都合のいい時刻を選べるようになっているので、時間を選びたい人は1時間前には並んだ方が無難ですね。
11月19日・日曜日の待機列。
仙洞御所入場の整理券待ち。さぶい。 pic.twitter.com/sOzvQ9oFxl
— ポニョ@12/8からBKKいくよ🐘 (@ponyo74) 2017年11月19日
11時になったら整理券の配布開始。
入場券をもらう時と実際入場する時の2回にかけて、本人確認が行われます。
免許証や保険証が必要となるので、御所へ向かう前に準備しておきましょうね。
仙洞御所の参観申込のページ。
人気の桂離宮・修学院離宮にも(早めに並ばないといけませんが)当日枠ありますよ。
宮内庁参観案内:申込要領:仙洞御所・桂離宮・修学院離宮
どこ撮っても絶景!紅葉に覆われた美しき庭園。
日も差し込まない場所で、寒ーい中並んで手に入れた入場の権利。
立ちっぱなしだった疲れも吹っ飛んでしまうような、最高にテンション上がる庭園が広がっていました。
まずは受付で入場券を渡し、待合室へ。
無料のロッカーがあるので、荷物を預けて身軽な姿で観覧できます。
『仙洞御所限定』のお土産品も売っているので、早めに入って休憩するのがおすすめですね。
ガイドさんの説明を聞きながら進む、50分のグループツアーとなっています。
見どころ満載な御庭なんですが、中でも素晴らしかったのが入場してすぐに見る北池です。
静かにたたずんだ、鏡のような水面。
青空と紅葉が映し出された様子は、思わずため息が出るほど美しいものでした。
注意点。
仙洞御所へ行きたくなった方のため、いくつか注意点を書いておきますね。
- 並んでから整理券を手に入れるまで、列から離れる事はできません。防寒対策はしっかりしておきましょう。
- 時間制限のあるグループツアーです。三脚や自撮り棒も持ち込みOKですが、正直言ってじっくり撮るヒマはありません(・ω・)
- 当然、レンズ交換してる時間もありません。ぐずぐずしているとツアーを監視(?)する警察官に注意されます。ご注意ください。
では、今日はこのあたりで。