愛知県唯一の混浴が消えるという事なので、久し振りに湯谷温泉・お食事所ゆかわへ行ってきました。
いきなりの混浴廃止宣言。
湯谷温泉、それは名古屋から約３時間かかる奥三河の秘境。
山とローカル線と川しかない、相変わらずのどかな風景が広がっています。
このゆかわ。
ジャンルとしては、川魚や肉を炭火焼きでいただく所なんですが。
サービスとして『愛知県唯一の混浴温泉』がついてくる不思議なお食事所。
温泉だけの利用も可能という事もあって、その筋(？)の人々には有名なお店なんです。
開店してまもないというのに、駐車場は満タン。
『混浴終了のお知らせ』の為でしょうか？それとも土曜日だから？
普段平日しか来ない人間には判断がつきません。
広いとは言いづらい湯船なのに、混んでるとやだなあ(´･ω･`)
久し振りの混浴、そして。
混浴のタイプですが『男湯に女も入ってよい』というスタイル。
更衣室も別・巻きタオルで入浴も可と、初心者でも入りやすいお風呂のはずでした。
……入ってすぐ、２人で顔を見合わせてしまいます。
混浴がなくなる＝もう来る事はないから何してもいいと思うのでしょうか？
- カメラでお互いを撮影する２人連れ。
- 彼氏(？)の膝の上に座っている全裸の女子。
- それをかぶりつきで見ているワニ共。
※ワニ：女性の裸目当てで混浴に来る男性の事。何も話さず何も飲まず、視神経に集中しているのが特徴※
一年程前までは、ちょくちょく出入りしていた私たち。
あまりの変わりように言葉を失ってしまいました。
雰囲気悪くなったなあ。
↓更衣室横からの光景。これは同じだった。
しみじみと過去を想う。
そもそも廃止の理由は、盗撮で警察が出動する騒ぎになったから。
以前からの慣例で『混浴の許可』与えていたお上も、さすがに考えを変えたのでしょう。
『客層が悪くなったから混浴を廃止した』ケースがある事は知っていました。
時代と人の考えが変わった、といえばそれまでの話。
しかし、実際自分が行っていたお店がその波に呑まれると寂しいものですね。
『どこの温泉が良かったか』という話から、職種の裏話や経済の話題まで語れた昔を懐かしく思ってしまった土曜日でした。