そろそろ紅葉の季節。
新しく買った車に慣れようと、最近話題の『名前のない池』までドライブに行ってきました。
岐阜県関市の端にある、根岸神社横の小さな池。
澄み切った水の中咲き誇る蓮と、その横を優雅に泳ぐ鯉たちの姿はクロード・モネの『睡蓮』のよう。
美しい光景から、ネット上だけではなくTVや雑誌でも取り上げられるようになった名所です。
今週のお題「お気に入りの紅葉スポット」
名前のない池への行き方と、休憩ついでに立ち寄りたい場所。
最速の行き方は、名神高速・一宮JCTから東海北陸自動車道へ入り郡上八幡ICで下車。
その後国道156号線から256号線へ向かうのがシンプルで分かりやすい道のりです。
しかし私があえておすすめしたいのは、東海北陸自動車道・美濃関JCTから東海環状道へ入り関広見ICで下車。国道418号線から256号へと抜けるルートです。
川沿いを北上していくのですが、眺めがほんと素晴らしいんです。
荒々しい形を残した岩々を縫うようにして流れていく、緑の急流。
太陽の光をいっぱいに受けて輝くイチョウやススキ。
のどかな光景に、心の排ガスが抜けていくのが分かります。
つい立ち寄りたくなるスポットもありますし、ドライブコースにはもってこいですよ。
●道の駅 ラステンほらど●
『名前のない池』の10キロほど手前、国道256号線上にある道の駅。
山道にふとあらわれるファンキーな謎の生物が観光客を出迎えてくれます。
ゆるキャラを見ても分かるように、この地の名産はキウイフルーツ。
キウイワインといった味の想像がつかない特産品が売られています。
……自分の行った時は売り切れでしたが。
他にも、綺麗な照りの柿やスイーツなどおいしそうなものがいっぱい。
池までトイレありませんし、草もちや大福を食べて一休みしてはいかがでしょうか。
今回は時間がなくてスルーしましたが、高賀神社や素朴で慈愛に満ちた仏像群の作者・円空の記念館、天然キノコと松茸の販売所など立ち寄りたくなる所がいろいろ。
道路沿いには鮎釜めしののぼりがはためいていますし、昼ご飯の心配もありません。
蒼さに見惚れる♡紅葉が映える名もなき池。
TVや雑誌でも紹介されているだけあって、木曜日なのにいっぱいの駐車場。
さっと池を回って帰られる方が多いので回転率は高いですが、土日の混雑は相当ひどいと予想されます。
今回カメラ持ってくるのを忘れた私。
KodakSP360とiPhoneで、名もなき池を撮ってきました。
青く澄み切った池。
蓮の花が咲いてる所って泥で濁っているイメージがあるのですが、ここは神秘的な色をしていますね。
紅葉はまだほのかに色付き出したところ。
あと一週間ほど経てば、真紅の水の上を優雅に泳ぐ鯉達が見れたのでしょうか?
山あいの夕暮れは早いもの。
3時頃着いたのですが、半過ぎにはもう陽が射さなくなりました。
当然目の覚めるようなブルーも、鏡のようになめらかな水面の美しさも半減して、『名前もない池』からごくありふれた池へと変化してしまいます。
混雑の点から見ても、昼過ぎより朝から向かいたい場所。
太陽の力を最大限に発揮している秋晴れの日に、もう一度来たいなと思いました。
もちろん、今度はカメラを忘れずに。
では、今日はこのあたりで。