泡盛片手にコンビニの中でどんちゃん騒ぎ!?奥深き宮古島の夜。

どうも、飲んだくれのポニョです。
昼はダイビング、日が暮れたら夜更けまで飲酒。
海の青と香り高い酒に酔いしれた旅行でした。

宮古島も今回で5回目。
初めての店も再び訪れた店もあったのですが、アルコールにまみれた我が生涯でも1・2を争うほど個性的でヤバイ酒場について記していきます。

ぷちまあと-カウンターと生ビールサーバーのあるコンビニ-

ダイビングショップの人達とご飯行った後、飲み足りないのでふらふら夜の街へ。
一応旅行系ブロガーの端くれ、どうせならネタになるお店選んだ方がいいかなと選んだ所が『ぷちまあと』。

昼はコンビニ、夜から早朝にかけては怪しい酒場。
飲み物も食べ物もセルフサービス、酒と会話を愛する地元民が集まる場として一部では有名なお店です。
1回入ってみたいなーとは思ってたんですが、なかなか勇気持てなかったんですよね。

※諸事情(手ブレで使える写真なかった)により写真はありません。どんなお店か気になった方は↓こちらの記事をどうぞ※

自分でビールサーバーから生ビールを注ぎ、近くの皆さんと乾杯。
観光客、しかも女一人で来るのが珍しいのかカメーカメー攻撃……ならぬ飲めー飲めー攻勢をくらいます。
※カメーカメー攻撃:沖縄の方言で『食べなさい、食べなさい。』の意。転じて、おもてなしの一環として純粋なる好意で食べきれない量の食べ物を客人に出してくる行為。

『これ、同僚のボトルだけど一緒に飲もう♪』
高そうな古酒を片手に微笑む隣人。
まあ、勧められたらねえ?
断るのも失礼ですし、飲むしかないじゃないですか?

なかよく2人で他人のボトル空にして、まったりおしゃべり。
JTAと書かれた古酒を飲み干したのはANAマイラーの私です。
おいしかったのでつい飲み干しちゃいました、ごめんなさい(・・;)
※JTA:JAL系の航空会社。沖縄の離島間や本州-那覇をメインに運営中。ANAマイラーの自分は基本使わない会社w

はじめてのオトーリ((((;゚Д゚))))

ほどよくカウンターも埋まった所で『オトーリ』をやることに。

オトーリ、それは酒飲みによる酒飲みのための酒飲みだけの慣習。

オトーリ(御通り)は、参加者で「親」となるものが立って口上を述べた後、同じ杯に酒を注ぎなおしてとなりの参加者に渡す。注がれたものはその杯を飲み干し、杯を「黙って」親に返す。

「親」は、返された杯に、再度酒を注ぎ、先程飲み干した人の次の人に杯を渡す。杯を渡された人は、同じように一口で杯を干し黙って親に杯を返す。

参加者に杯が一巡するまで上記を繰り返し「親」の一人手前までオトーリが回ると、「親」の手前の人は杯を干した後、その杯へ酒を満たし「親」へ返杯する。

「親」はその返杯を飲み干した後、自分のオトーリへ最後まで付き合ってくれた礼を述べ、最初の「口上」で述べ足りなかったことがあればそれにも言及し、〆の挨拶を行いって次の「親」を指名する。

オトーリ – Wikipedia

いったい何杯飲まないといけないのか?
考えるだけで頭抱えたくなる飲み方ですね。

さらに悪い事に、今回のオトーリで使うのは『泡盛のビール割り』。
通常よりも度数高くなるわ、おいしくないわ、酔うためだけに呑む恐怖のイベントの幕開けです。

1杯飲んで、口上=自己紹介etcして、また飲んで。
泡盛の甘さと麹の香りがビールの苦さと口の中で戦い合ってヤバイお味に。
簡単に言うとクッソまずい。゚(゚´Д`゚)゚。

ついつい口直しに(?)置かれている普通の泡盛も手にしてしまうため、場が1周した頃にはベロベロのへろへろ。
2週目のお誘いは丁重にお断りして、もずくのようにゆらゆらとホテルへ帰っていくのでした。

外は雲一つない清々しい青空。
抜群のおでかけ日和、カーテンから漏れてくる強い日差しを避けるようにベットにうずくまる私。
ウコンでもバファリンでもアネロンでも消えない頭痛の中、頭に浮かんだのは『オトーリ、ダメ、絶対。』という標語でした。