<下ん湯>
わら屋根のこじんまりした建物。
古びた佇まい。
観光地・金鱗湖のほとりという環境なのに、この辺りだけ人の気配がありません。
立ち寄り湯の存在を知らないのか。
宿で入るからいいと考えるのか。
男湯とも女湯とも書いてない所に、怖くて入れないよと思うのか。
そう。この下ん湯、「女でも男湯に入ってもよい」というタイプの混浴温泉です。
内湯と露天、浴槽は2つ。
源泉が熱いため冷めにくい内湯に入るのは至難の業。
というより、物理的にムリです。
熱い湯が苦手な事もあって、露天の端っこに浸かっていました。
↓金鱗湖。水面がきれい。
隣の金鱗湖に向かって、どんどんと贅沢に流れていく湯。
これが美しさの秘密でしょうか?
どこか他の湖と異なる、不思議な光沢のある水面。
さざ波が立つ姿は、まさに、金の鱗でした。