年間150万は旅行に費やす女が、人生で味わい深かった食事を紹介するよ。

どうも、マイラーのポニョです。
仕事している時以外はどこかへお出かけしている私。
今年に入ってからまとまった休みが取りづらくなったので近場ばかり行ってますが、それでも150万ほど使ってしまいました。

最近記憶に残ったお食事をリストアップするのが流行っているみたいですし、今まで食べてきた味わい深いメニューを紹介していきますね。

鮮烈に記憶された5つの食事。

●ラメール・クラシック@賢島●

『華麗なる一族』のロケ地にもなったクラシックホテル、志摩観光ホテルにあるフレンチレストラン。
鮑のステーキと伊勢エビのクリームスープが有名なお店です。

時間を掛けて作られたエビの風味を凝縮した濃厚なスープ。
洋食で使う歯のほとんどないナイフでもすっと切れる、魔法のような柔らかさのアワビ。
素材の味を活かしたシンプルな料理の数々に、思い返すだけでよだれが出てしまいます。

朝ごはんも美味しいですし、ランチだけの利用ではなく1泊すべきレストランですね。
私たちの場合名古屋から2時間半と日帰りで行ける距離にもかかわらず、年2・3回はごはん目当てに泊まっています。
伊勢志摩サミットで警備厳しくなる前にもう一回行きたいなあ(*´▽`*)

ラメール・クラシックのHP。
※ただいま改装中。隣接ホテル・ベイスイート内の『ラメール』は営業してます。※

●マンダリンオリエンタルの中華料理@シンガポール●

はじめてシンガポールへ行ったとき、彼氏の上司夫妻に連れて行っていただいたお店。
コースで提供されたのですが、見事なまでに見たことのないメニューばかり。

お品書きないし何が使われているか分からないけれど、ただひたすら美味しい。
北京ダックとかフカヒレとか上海蟹とか『分かりやすい』高級料理ではなく、艶やかで独創的なお皿の数々に圧倒されました。

マンダリン内部。
小汚いTシャツ短パン姿で高価そうなワイン呑んでる人々を見て、『人は見た目で判断できない』としみじみ感じました。

●ナンのようなものと謎のペースト@スリランカ●

はるばるスリランカまで宝石掘りに行った際、採掘場で口にしたもの。

宝石掘りといっても、ダイアモンドのように大規模な鉱山がある訳ではありません。
砂礫層を掘って泥を落とし、宝石かそうでないものかを選別する原始的な作業。
掘って泥を水で流すまでは現地の方々に頼むので、私たちはただ、ざるの中に残った石から宝を見つけ出すだけです。
洗って、価値ある石を探して、また泥を洗って。
粘土状の泥はなかなか水に溶けないので、かなり時間のかかる工程でした。

宝石掘りに興味ある方はこちらから。

小腹が空いた私たちにふるまわれたのが、うすーく薄ーく焼かれたナンのようなものと緑色のペースト。
カリッと焼かれたナン(?)に豆と青唐辛子のペーストをつけて食べるのですが、これが辛い。
豆の甘さと酢漬けされた青唐辛子の爽やかさがよく合うなあと思ったところに、ズドーンとカプサイシンの大軍が攻めてきます。
後はもう、暴力的な辛さに身もだえするしかありません。

スリランカはカレーの国。
今まで朝・昼・晩とホテルやレストランのカレーを食べて辛さには耐性がついてきたと思ってたのですが…….そんな自信など吹っ飛んでしまいます。
凄まじい表情を浮かべる私たちに『トウガラシすくなくしたのですが』片言の日本語で声を掛けてくる料理人。
本場の味って大変。そう感じた一皿でした。

●宮古牛のステーキ@宮古島●

知らない人の宴会に参加させてもらった時、いただいた一品。

トライアスロンの開催日とは知らず宮古島へ行った私。
当然ですが島内はトライアスロン一色でした。

早朝からスイム・バイク・ランとこなし、仲間たちと祝杯を上げる彼らは超人そのもの。
金も時間もコミュ力も兼ね備えた方々が闊歩する空気に耐えきれず、普段ならまず入らないような洒落たワインバーへ避難していました。

客は私と、お医者さんらしき2人組だけ。
ボトルを分けてもらったのをきっかけに、お話してたらなぜか3人でトライアスロンの打ち上げへ乱入する事になりました。
『3次会だし、みんな酔ってるから気にしないよー。』
海の見えるレストランを借り切っての大宴会。
赤ワインが飛び交い、ごちそうとアルコールの匂いが充満する店内でいただいたお肉は、顔がほころぶほど美味しかったです。

●ガーリックシュリンプ@ハワイ●

オアフ島ドライブ中に食べた一皿。

彼氏と行ったハワイ。
投資用物件の視察も終わったし、レンタカー借りてドライブへ行きました。
楽しく海沿いの道を走っていたのですが、交通事故でいきなりの通行止めに。
逃げ場のない一本道。
Uターンもできない場所でひたすら復帰を待ち、待ち、待ち。
2時間半後ようやく車は動きだします。

最初に見かけたガーリックシュリンプの屋台で食事。
おなかすいてたのもあって、ボリュームあるエビをあっという間に平らげてしまいました。

…….その後2人仲良く腹痛で苦しむこととなったのは、また別の話。

一応私も女子ですし、高級店もミシュラン載ってるようなお店も行った経験ありますが、ブログに書きたくなるような心に残る料理はありませんでした。
結局何を食べたかより、いつ誰とどういう状況で食べたかが大事だと思うのです。

気を使って食べる高級料理よりも、楽しく語り合える相手との一皿がいい。
おごってもらう事が少なくなった今だからこそ、シンプルな結論に気づいたのでした。

オチもついたところで、今日はこのあたりで。