イリオモテヤマネコの住む島、西表島。
面積の90%以上がジャングルで覆われた自然いっぱいの島です。
バスは1日数本、タクシーは予約しないと乗れない八重山諸島最大の島を、レンタカーで足早に回ってきました。
大河!ジャングル!水平線までつながるビーチ!スケールの大きな西表島。
石垣島から高速船で40分、西表島大原港へと到着しました。
レンタカー屋の送迎車に乗って営業所まで。
他の離島とは違って、港に客引きなどいないため、島へ行く前に予約は済ませておきましょうね。
石垣島のように何十軒もレンタカー屋がある訳じゃありませんし、行ってから頼めばいいと思っていたら移動手段なくなって困っちゃうかもしれません。
実際今回はもう一つの港、上原港近くの店で頼もうとしたら予約でいっぱいでした。
今回頼んだレンタカー屋さん。
島の北部と南部、大原と上原港で乗り捨てができるので、時間の限られた日帰り客には便利なお店です。
※予約状況次第では乗り捨て不可の時もあり※
さあ、楽しいドライブのはじまりです。
サンゴの死骸星の砂がちりばめられた海岸です。
見ての通り、岸には苔状のナニカがへばりついたどんよりした海。
砂も粗いですし、海辺でまったりしたいのなら別のビーチをおすすめします。
そして、イリオモテヤマネコ注意と書かれた、日本でここだけにしかない道路標識。
さすが八重山諸島最大の面積を誇る西表島。
大河!ジャングル!視界いっぱいに広がるビーチ!とどれもスケールが大きいですね。
蝶と鳥の楽園・由布島。
西表島から水牛車で渡れる島、由布島。
1周2キロしかない小さな島は、植物園や蝶の飼育施設など島全体が観光地となっています。
満潮でも水深1メートルいかない海中を、ゆっくりゆっくり進む水牛車。
ちなみに歩きで由布島へ渡る事もできますが、水牛は水中しかトイレしない生き物。
朝から日が暮れるまで人を乗せ、陸で少し休憩し、また人を乗せ、と働く水牛達がいつ排泄しているかというと……そう、移動中なんです。
水牛のエキスが入った浅瀬。
自分は、ちょっと歩きたくないかな。
あちらこちらに花が咲き蝶が舞う楽園のような島。
蜜を求めてふらつく鳥の声が響く、素敵な場所です。
三線を聞きながらゆったり海を渡り、南国ぽい花々が咲くなかお散歩をする。
南の島に求めるものがギュッと詰まった、よくできた観光地だと思いました。