30分で向かえる絶景!石垣島・野底マーペーの魅力。

野底マーペー、それは宝石のような海と鬱蒼とした原生林に囲まれた石垣島のパワースポットです。
頂上には巨岩が立ち並び、素晴らしいパノラマが眺められる歴史ある場所。

 

360度遮るもののない絶景は、険しい道を何時間も歩かないとたどり着かないと思いますよね?

実はここ、たった30分坂道登るだけで到着できちゃうんです。
今日は野底マーペーからの光景と行き方、山を登る時の注意点を記していきます。

 

Google Mapsを活用しよう。野底マーペーへの行き方について。

 

まずはレンタカーを借りて、石垣空港から国道390号をまっすぐ北へ進みます。

 

タイヤの看板が目を引く伊野田オートキャンプ場を過ぎたら、500mほど先にある細い路地を左に曲がります。

 

サトウキビ畑の中を通って野底林道へ。
ジャングルそのものなもっさりした森を抜けると、そこは天然のドライブコース。

 

何色にもグラデーションを描く南国の海を眺めながら走れる穴場のスポットです。
のんびりできる展望台もあるので、お弁当持って行くのもいいかもしれません。

※390号から林道へ入る路地は本当に細くて、ここ通るの?畑へ突っ込んじゃわない?と思うこと間違いありません。
『野底林道入口』という看板も倒れて見えなかったりするので、目視よりもGoogle Mapsのナビを参考にした方がよいと思われます。※

 

展望台からの景色。
ここだけででも来る価値ありますよ(・∀・)

 

展望台を過ぎてしばらくすると、妙に広いカーブが現れます。
そこが野底マーペーの入口。
平日でも誰かしらが車を止めているので、登山道に気づかず通り過ぎる事はないと思われます。

※自信のない方はGoogle Mapsを参考にしてください。山の上ではありますが、きちんとGPS入りますよ。※

 

伝説と絶景の山・野底マーペーへ登ろう。

 

倒れた看板の横にある、ぽっかり空いた雑木のトンネルが登山道の始まり。
滑りやすそうな赤土の坂が、絶景を求める人を待ち構えています。

 

何度も来ている地元民いわく『ずっと倒れぱなし』な入口の看板。

 

そう、ここは野底マーペー『登山道』。
30分ほどの移動とはいえ、ロープなしでは登りづらい傾斜がある山道なんです。

 

当然ビーサンやスカートは御法度。
大きく足を上げないと通れない箇所もあるので、汚れてもいいスニーカー(できたらトレッキングシューズ)と伸縮性のある長ズボンで向かいましょう。

 

野底マーペーへの入口。

 

台風で倒れた木。

登山道を遮るように倒れています。

 

カラフルな蝶々が飛びトカゲが闊歩する山道。
細かい虫もいるので、虫除けスプレーもあった方が無難ですね。

 

マーペーへの登山道は一本道。
あちこちにロープが張られているので迷子になる心配はありません。
トンネル入ってから5分ほど横移動したら、後はただひたすら坂道を登っていくだけです。

 

滑りやすい場所にはロープが用意されているので安心ですね。

 

道の左側に『頂上まで約10分』の看板が見えたら、山登りも終わったようなもの。
最後の力を振り絞ってがんばりましょう(^_^)b

360°のパノラマ!解放感のある景色を堪能しよう。

 

山並みの中、角のようにぴょこんと飛び出している野底マーペー。
近くに高い山がないので、360度どこ向いても美しい海が眺められます。

 

海から見た野底マーペー。

きれいな三角型をしてますね。

 

インスタ映えするような構図でも撮り放題。
ロープやチェーンもないので、解放感抜群ですよ。
※当然落ちたら死にます。ご注意ください。※

 

昼ご飯の唐揚げと岩。完全に一致。

 

黒島では道で島を二分し、一方を強制的に野底に移住させたと伝わる。移住者の中にマーペーという娘がおり、黒島に残された恋人を思って野底岳に登ったが、於茂登岳にさえぎられて島の姿さえも見えず、絶望して山頂の石と化したという伝説が残っている[2]。野底マーペー – Wikipedia

 

コレが恋に破れた娘、マーペーが化した岩でしょうか?
山頂には大きな岩が転り、ワイルドな雰囲気を漂わせています。

 

thetaSで撮ったもの(クリックで開きます)。
360°の大パノラマですねえ(・∀・)

Spherical Image – RICOH THETA

 

風が吹いて涼しい山頂。
日射しは強めですが、とっても気持ちいい所です。

 

平久保崎や御神崎など他にも石垣島に展望台はあるのですが、360°パノラマで景色が見れる場所はここ野底マーペーだけ。
靴や服装などちょっと準備は必要になりますが、その価値のある素敵な場所ですよ(・∀・)

 

 

では、今日はこのあたりで。